2015年4月8日水曜日

イギリス人の情熱先は...

      「レイジーメイド、キッチンテーブルの冒険」

トレンドをチェック

イギリスで暮らしていると 

【世の中には 色々な人がいる】

ということを、よく思う。

それは、外見的な違いが目につくから 

服装は、東京のようにファッションを気にしている人はわずかだけ!
民族衣装で毎日生活をしている人
宗教上、目の部分だけしか開いていない、全身黒いベールの人
真冬でも、Tシャツで歩いている男達は結構いるし
女の子達も、夏っぽいペラペラ生地のワンピースを着て寒そうに頑張っていたりする

先日日本から来た友人が言ってたけれど、

「日本は3月になるとダウンジャケットは もう 季節外れだからもう着られない」

これは、イギリスにいるとない発想


だけど、『自分なりの ファッション』を持っている 人は
沢山いるのかもしれない。

日本では、みたこともない様な服を着ている人を時々見かける

近所に住む50代女性は、いつも 60年代風のファッションで通勤している   


「これが私よ!」
「ワシはこうなのだ!」
「これがオレの生き方だぜ!」


こういう声が聞こえてきそうな、ファッションで街を歩いている
[年齢の高い人達]をみると

「おー、イギリスだ!」

と、思うのです。

とにかく服装に関して、一般的に
イギリス人は日本人のようにトレンドは追わない。



でも、イギリスでは日本では考えられない程
トレンドに気を使っている部分がある

それ、なんだと思う?


それは、お部屋を飾るインテリアファッション!

壁の色は、今はこれがトレンド
今回は、柄が戻って来た
床材はアンティークのこんな感じで、大理石をこう使う
ランプはインダストリアルなもの
ソファー柄はシンプルからアーティスティックに
ベッドヘッドとラグを変えてベッドルームを新鮮に見せ
今時の南欧風タイルの使い方...etc..etc

インテリアの流行には、結構敏感なイギリス人


とは、言ってもこれが可能なのは、お金持ちがおもなんだけれど
でもお金がなくても出来る範囲で、工夫してトレンドを追う

とにかくイギリス人は家、そのインテリアに情熱を注ぐ!

インテリア雑誌の数も多いし、家に関するTV番組も多い
それにインテリアショップと不動産屋さんの多さと言ったら!


日本でも、家を飾ることに情熱を掛けている人は沢山いるけれど
イギリス人のそれとは、比較にならない。



先日どこかで聞いたのだけれど

フランス人が食事の話で盛り上がる時、イギリス人は家の話で盛上がる
のですって!確かにそうだ...


私がイギリスに初めて来た当時は
家の値段がとても安かったので、20代の若い人が一件目を先ず買って
それを買い替え買い替えして
自分の人生に合わせて家を大きくしていった。

そういうことが可能だったから
余計に過去数十年、家に関してのビジネスが盛上がったのだと思う。

今、ロンドンの不動産は若い人には手が出ない世界一の高値になってしまった
それが、イギリスでの大きな問題なんだけれど

でも、どんなに問題が持ち上がっても
部屋を自分らしく楽しく飾って暮らす
イギリス人の家に対するこの情熱は絶対に冷めないだろうな。

私も次に引っ越す部屋をどういうテーマにしようかと
今からワクワクしている。

でも、その前に、次ぎの部屋早く見つけないと!