2015年2月13日金曜日

こだわり


「レイジーメイド、江戸時代にトリップ」


良いことでもあり悪いことでもある...


上の絵は、ご覧の通りレイジーメイドの時空を越えての旅でございます。


レイジーメイドが妖精になってから
彼女を巡っての世界は広がり
抽象的な絵を一緒に描くことも出来る様になったし
こんな風に,江戸時代の絵師『喜多川歌麿』と
コラボレーションまで(勝手に)
出来る様になった!

これは、究極の遊びだ!


レイジーメイドが妖精になった、というよりもなによりも
デジタルペインティングが出来る様に
なったから、という方が、先なのでは?と思うでしょう

実際はそうなんだけれど...



でも、私の中では、やはりレイジーメイドが妖精にならなければ

このコラボレーションは、ありえないことだったの。


そうなのです、私は妖精になったレイジーメイドには
強いこだわりをもっているのです!





*    *    *    *    *    *    *



こだわる、というのはスタイルを持つということ



私が、こだわるものは?

筆、細かい絵を描く用の筆は、ずっと同じ会社のものを
使っている。使い始めはもちろんいいけれど
その毛の抜け具合がよくて、そこがこだわりの筆の意味かも
でも、ラフに描く時の筆にはあまり、こだわらないで
色々なものを使っている。


絵の具、発色を気にしてこだわりのものを使っている
ということはないかな


紙にはこだわる!何を描くかの時によって、違うのだけれど
でも、その時々で選ぶ紙には、凄くこだわる
とても高級な水彩用の紙にこだわるし、新聞紙のような安い紙を
その質感を求めて探しまわることもある。


食べ物、なるべく添加物の入っていないもの
これにはこだわる方かな〜
でもワインは別、とても美味しいオーガニックワインを
飲んだことがないから



家を選ぶ時には、そのエリア、建物の外観にこだわる
なんとなく楽しげな雰囲気が漂っていて、そこに暮らしたら
幸せになるだろうなーと、感じる所!


服?これは、それ程強い、こだわりはないかな...
あ、でも靴にはこだわる
履きやすくて質の良いものじゃないと買わない



バッグは、欲しいなー、と思う物はあるけれど
あまりこだわらずに、母から譲り受けたものとか
自分で作ったものなんかも使っているしね



旅先のホテル、これにはこだわる!
冒険旅行のような時には、そこにあるホテルで大丈夫だけれど
街やリゾートでのホテルは、気持ちのお部屋がイイ!
1日遊んだり、観光して疲れて帰って来た時に
早くあの部屋に戻ってゆっくりしたい!と
感じさせてくれる気持の良い部屋がいいなー
寝るだけだから、こだわらないという友人もいるけれど
これだけは、私はこだわってしまう!
変な部屋に泊まるのだったら
旅行に行かない方がいい...

なんて、思っている



おや、ちょっと、書いていて思ったのだけれど...


私、なんだか、世界を狭くしている?



こだわるって、スタイルを持つことで良いことだと
思っていたけれど...






それは『モノに固執する』ということでもある

つまり



何が飛び出すか、わからない
可能性を私は捨てている


ということでもあるのだ!




そういえば、若い時
今では、死んでも乗らない!と思っている飛行機、あの
アエロフロートが一番安かったから
それに乗ってパリへ行っていた
ホテルなんて、それこそ泊まれたらそれで良い!と
当然のように思っていたから
フィリピンではゴキブリが壁を歩いている部屋にも泊った


そうして私は自由に一人で
色々なところへ旅に出ていた...






頭をまた柔らかくして

こだわりを捨てて



私はもっと自由に生きなければ!


ふ〜



でもなー...

できるかなー???



ゴキブリのホテルはもう,嫌だけれど


でも、可能性をつぶすような、へんなこだわりだけは



捨てないとね!