2014年12月21日日曜日

新しいことを始める!

自分には向いていないことを...




1枚目の写真が何か気になったので、iPadで写真を撮り込み
Brushesで加工したものが2枚目



こういう遊びが出来るようになったのは、
iPad と Brushesの御陰さまです。



イラストレーターや、フォトショップを上手に操って
写真や自分の絵を加工して
面白いものを創っている友達の作品をみたときに、

” ヨーッし!私もやるわッ!”

って、思ってトライしたのだけれど,


断念...



収得するまでの時間の長さに耐えられず,途中で断念してしまったの


1、2、3回位、トライしてみたのだけれど、
いつも、このフォトショップは、断念しちゃう...


もっと色々、部分的に切ったり貼ったりして
(これは残念だけど、Brushesでは出来ないのです)
コンピューターの中で、コラージュの世界を広げたいと思っているから、
やっぱり、フォトショップやイラストレーターを
使いこなせたらイイなーとは、思っているのだけれど...


でも、まあ、Brushesを使えるようになっただけでも凄いわよね!

って、心の中で、小さな声で、つぶやいている...


それにしても、ほんと、事実、Brushesは、凄く気軽で楽しいツール



新しいことを覚えて、それを使えるようになるって、

やっぱり世界が広がって楽しみが増える

っていう事なのね...



そういえば、先日大学生の息子に

" ねえ、何か面白いことしている?"

って、訊いたら

" そうだね...うん、僕、最近サルサ始めたんだ "

と、予想外の返事に驚いたの!

だって、彼と、サルサなんて、どう考えても結びつかなかったから!


” エ〜〜〜〜〜!!!!どうして〜〜??????”

と、訊くと

”  僕に一番似合わないことを、何かしてみよう,って思ったんだ ”

と言う返事が返って来て

私は、凄く感動してしまったのです。


自分に絶対に合わないことに、挑戦する!

これって、凄いじゃない???


私、そういうことあまりしていないなーって、思ったの。


いわゆるコンフォートゾーンで、ぬくぬくしている



そうかー、私もじゃあやっぱり


もう一度フォトショップにトライしてみようかな〜????





なーんて、思いながら...

Oh dear...

あれから、また...
随分時は過ぎているのでございます。



じゃ、またね!
カオル














想い出から始まること

ダイル少年とカオちゃんの共通の想い出


画廊で見つけた彫刻に見入ってしまう,ダイルクロコダイル氏でした

というのが、この絵のタイトル



ダイルクロコダイル氏の彫刻好きは、有名です!

絵画も好きですが、彫刻はもっと好きで彫刻展があると、
必ず訪れるようにしています。

とくに、好きな素材は石です。

石の彫刻に、どうしてこんなにも惹かれるのか、
ダイルクロコダイル氏自身にも判らないようですが、

それは何か子供時代の想い出と繋がっているようだ...

と、話してくれたことがあります。


石の彫刻に興味を持つようになった理由は、
石の恐ろしい想い出からでもあるようです。


それは、幼年時代の悪夢です。

ダイルクロコダイル氏は幼い時、
ひょんなことでアフリカからロンドンへきてしまいました。

突然の家族との別れと全く見知らぬ所で、全く見知らぬ人々に囲まれ
暮らし始めることになった時の恐怖がその悪夢を創り出してしまったようだ

と、ダイルクロコダイル氏は、話してくれました。


それは、真っ暗な森の中、
大きな大きな、石で出来ている巨大な糸紡ぎが、
小さなダイル少年に向かって、
グワラグワラと大きな音をたてながら迫ってくるのです。
足に力が入らず、早く逃げることがどうしても出来ないダイル少年は
あともう少しで、その巨大な石につぶされる!
と思う瞬間、大声で泣き叫びながら、
いつも目が覚めるのです。

すると、そこにはいつも優し養母のエリザベスがいて、
暖かいミルクをくれるのでした。
そして、もう一度ダイル少年が寝入るまで、ずっとそばにいてくれた...

そういう、懐かしいエリザベスとの、おまけの良き想い出も付いているのですが

とにかくその悪夢にうなされるのが怖くて、
だんだん暗くなると眠る時間が迫って来たと思い
怖くて怖くてたまらなくなり、
いつも泣いてしまったダイル少年でした。


しかし、ロンドンの生活にも徐々になれ、
新しい生活の中で楽しみも見つけるようになると
毎日見ていたその悪夢を見る回数もだんだんと減って、
いつの日かその夢のことをすっかり忘れることが出来たのです。

そして、今日数十年ぶりにこの彫刻との出会いがあり
その遠いい記憶が蘇ってきたのでした。


しかし、今思えば,なんでそれ程怖かったのか???

と、思うような夢だった、とダイルクロコダイル氏は話してくれました。

*    *    *    *    *    *    *    *




こんな、お話がダイルクロコダイル氏物語には、入っています。



さて、私の中にあるちょっとした想い出から発展して、
物語が出来ていくことが時々ありますが、
このエピソードも、そんなふうに、出来上がりました。

私が小学校に入る前のとても幼い時だったと思います

毎日みる悪夢におびえていた私を、母がかかりつけの医者に連れて行くと
優しい、その女医さんが私に言いました。

”ねえ、カオちゃん、おりこうさんだから、
これを寝る前に、お水と一緒に飲むのよ、
そうすればね、もう怖い夢は見なくなるから,
ね、絶対に大丈夫よ。
この魔法のお薬は怖い夢を追っ払ってくれるのよ!”

そういって、小さな錠剤を私にくれました。

魔法のお薬を手にした、私は嬉しくて嬉しくて...

もう怖いもの無し!

とぴょんぴょん飛びながら母と家に戻りました。

そして、ねる前に、
コップ一杯の水と一緒に、その魔法の薬を頂きました。


なんとなんとふしぎなことでしょうー!



その夜から

あの恐ろしい悪夢が私の所に戻ってくることはありませんでした。


そして、年月は過ぎました。

随分大きくなった私はある日母に言いました。

”ねえ、ママ魔法の薬って本当にあったのよねー”

すると...


" あら、あれはただのビタミン剤だったのよ、カオちゃん ”




と、母は私の夢をいとも簡単にうち壊してしまったのです。




と、こんな想い出が私の中にありました。
そして、そのかけらから
ダイル少年のストーリーが出て来たのでございます。 ^_^//


とても怖い思いをした嫌な想い出も、こんな風に,想像の種になるのだから


そうね、これからも、怖いもの知らずで、想い出作り!!!


死ぬまで想い出作りに、精を出していきましょう〜!!!!



じゃあ、またね!


カオル