2014年12月20日土曜日

へんな魅力


「 ダイルクロコダイル氏が見つけたジャポネスクな ティーカップ」



これは日本 に影響されて作った 英国製のカップではなくて

” 外人が日本 らしい、と感じるもの ” 

それをコンセプトに 日本人が日本で作って輸出したもの

 
最近でも、こんな

日本っぽいけれど、決して 日本のものではない嘘モノ日本品 を  

チャリティーショップに飾ってあるのをみかけた。



【 偽物の香りがプンプンするけど、ノスタルジックで へんな魅力 】

があるこういうモノに、私はちょっと惹かれてしまう!

日本にある 
外国人用の お土産やさんを覗くと
今でもそういう物が売っているのかな?





これを書いていて、ちょっと思ったことがある 



フランスの印象派の画家達が夢中になった 
1870年代の ジャポネスク美術 や 
安土桃山時代の画家が描いた南蛮美術 など


本物を知っているとなんだか ヘンテコでおかしいと思ってしまうけれど  

【 憧れと想像力で創る 】という


こういう作品 には凄い魅力を感じて、私はとても 惹かれてしまう! 

キリリっとした、パーフェクトな物が持つうっとりしてしまう 美しさじゃなくて 

ちょっと幼稚な一生懸命さと

「 好きだから描いているだ!」

っていうような気持ちを感じる作品 

観ていて楽しくなってくる!




私が以前に チャリティーショップで 見つけた
安っぽい嘘もの日本風カップは

ゴッホが 模写した浮世絵の魅力と なんだかちょっぴり 
 共通するところがある


なーんてね、私は思ったのでございます!