2014年12月17日水曜日

クジャク夫人とダイルクロコダイル氏の不思議な友情

お互いに,気になる存在らしい...


あ〜あ、又お喋りなクジャク夫人につかまっちゃった...




永遠に、ぺちゃくちゃぺちゃくちゃぺちゃくちゃぺちゃくちゃ...




ダイルクロコダイル氏のストーリーに時々登場するのが
このお喋りなクジャク夫人

ロンドンでは、ちょっと珍しい
元貴族の館と庭園が公園になっている美しいホランドパークで、
子育てに追われながらも、優雅に暮らしている

うわさ話が大好きで、おせっかいで、世話好きで、
でもって凄くスノッブで、
自分がパーク1、美しいと思っているクジャク夫人は

いつもじっと何時間でも彼女の話しを黙って聞いてくれる
ダイルクロコダイル氏がお散歩をしているのをみつけたら、
絶対に捕まえて、離さない、そして喋りまくる

一方、ダイルクロコダイル氏は、
数時間だって平気で、喋り続ける
クジャク夫人につかまってしまわないように
ホランドパークをお散歩中の時には、
ちょっとドキドキしながら、周りをよく見ながら歩く、
そして遠くに彼女の姿をちらっと見かけた時には、
すぐに、後ろを向いて横道にそれる。


この2人(1羽と1獣)今では、平和なロンドンで
のんびりと暮らしているのだけれど

実はクジャク夫人にも、ダイルクロコダイル氏にも、驚くような過去がある

お互いに、自分達の過去の話をしているのかどうかは、私は知らないけれど

でも、全く性格も、趣味も、好みも、生まれも育ちも違うこの2人が

とくに、ダイルクロコダイル氏なんかは、クジャク夫人のことを
面倒であると感じているにもかかわらず

なぜか、決して悪く思わないし、気になる存在であり続けるその理由は?


お互いに壮絶な過去を持っているけれど
でも今ではロンドンで呑気に幸せに暮らしている、そんな意味で

「私達は同類だから」

と、どこかで感じているからなのかもしれない。


ダイルクロコダイル氏とクジャク夫人のずっと続いている友情は、
私にとってもとても不思議に思えていたのだけれど

多分そこが、2人の接点で、友情の原点なのだろうなー

と、思って見ている。




2人の過去のお話、知りたい?
もしも興味があれば、いつか
クジャク夫人にでも、お話して頂きましょうか?

でも、覚悟してね、話し出すと長いから...




じゃ、またね

カオル